プラセンタ　Navi

「動物性プラセンタ」に対して「植物性プラセンタ」と呼ばれているものがあります。アセロラや大豆、ライ麦、トウモロコシ等です。 動物の「胎盤」に当たるものが、植物の胚というところにある「胎座」です。

「胎座」にはその芽を育てる成分、アミノ酸やビタミン群、ミネラル類が豊富に含まれています。

ただし、「動物性プラセンタ」の多大な効果をもたらす「成長因子」は「植物性プラセンタ」には存在せず、美肌・美白効果は期待 できても、肝心な「成長因子」による細胞活性効果・アンチエイジングの効果までは期待できないようです。

一部では、大豆の胚芽部分に多く含まれる大豆イソフラボンに内包されている「フラボステロン」がプラセンタと同じ効果を持つ成分 だった。と言う記述や、「アセロラ」から抽出した水溶液が、胎盤エキスと由来こそ異なるものの生物学的な意味での成長因子が 牛プラセンタと同一な物質だった。という記述もあり、そのようなうたい文句で売られている健康食品や化粧品等も多数ありますが、 植物性プラセンタと呼ばれるものに動物性プラセンタのもつ驚異的な効果・効能は無いとする声も多いのは確かですし、 本来のプラセンタに置き換わるだけの力があるのかという科学的根拠にも乏しいのが現状のようです。

動物性プラセンタと植物性プラセンタは根本的に全く別ものと考えたほうが良いのかもしれません。

「植物性プラセンタ」と呼ばれるものに元来の「動物性プラセンタ」が持っている驚異的効力があるかの是非は、ここでは明言を 避けておきます。